(4月 春)
   北海道礼文高等学校長 今 勉
着任のご挨拶をさせていただきます。
平成24年4月2日、日本最北端、北海道礼文高等学校に着任いたしました。
赴任2日目は、日本列島が爆弾低気圧に見舞われ、この時期珍しいといわれている雪と風速27mの風の厳しさを肌に感じながら出勤いたしました。一日たりとも「危機管理を怠るな」という自然の声に耳を傾けたところです。
入学式は、小野徹町長様はじめ24名のご来賓の方と多くの礼文町民の皆様に温かく迎えられ、粛々とおこなわれました。新しく13名の生徒が新1年生になり、全校生徒25名となりました。例年より、遅い春の訪れですが、新しい春に生徒達の明るく素直な面々に出会い、一層気持ちが引き締まる思いでおります。
東日本大震災の悲しみを今なお、日本中が抱えたまま迎えた春ではありますが、確かな一歩一歩を感じるのもまた事実です。北海道礼文高等学校の校訓は「進取」「誠実」とありますが、校訓にとどまらず人生訓としても大切な柱と考えられます。本校は個に応じた習熟度別指導と補完的指導を徹底して推進しており、生徒の努力はもちろんですが、教職員の熱心な指導の様子が窺えます。今後は、さらに学力の向上とコミュニケーション能力の育成およびキャリア教育の推進を図ります。個々の進路実現のため、教職員一丸となって取り組みたいと考えております。
そのためには、家庭・地域・学校の連携は、大切な要素となります。それぞれのお力を共有し未来ある生徒の育成にご支援ご協力いただけますよう教職員一同自ら「進取・誠実」の見本となるよう努めたいと考えますのでよろしくお願い申しあげます。
「最北に浮かぶ夢の浮島・花の浮島」礼文島で過ごせる喜びを、「全ては生徒のため」に替える気持ちをもちまして着任のご挨拶とさせていただきます。