海外交流10日目

令和5年度礼文町海外交流事業 10日目

 プログラムとしては最終日となる10日目です。ホストファミリーデーの興奮冷めやらぬ中集合しました。どの生徒もホストとの最後の別れを惜しみ、愛情溢れる一幕が見られました。

 本日のテーマは「日本を見直す」でした。午前は、Pasadena Carolさん宅にてお話をいただきました。Carolさんは、日本の文化や建築や自然に大変深い知見を持っておられ、外国人から見た日本の魅力や文化の素晴らしさをお宅訪問を通して学びました。

 次に、Little Tokyo及び、日本領事館を訪問しました。Little Tokyoでは、Go For Brokeという展示を通し、日系人の歴史や米国に対する貢献について学習しました。領事館では、総領事である曽根様と面会し、プレゼンテーションを披露しました。曽根様への質問コーナーでは、多くの生徒が積極的に手を挙げ、領事館の仕事や英語を学ぶことの意義について考える時間となりました。最後には、自分たち若い世代に期待することを述べられ、自分の将来についてあらためて意識を持つことができました。

 最後に、Anaheimにあるエンゼルススタジアムで、ロサンゼルスエンゼルス対テキサスレンジャーズの試合を観戦しました。人生初の野球観戦という生徒も多く、アメリカ特有の応援の仕方や観戦スタイルを見よう見まねで学び、会場の一部となって観戦することができました。

 本プログラムを通して、英語だけでなく、人との関わり方や自己表現の方法、文化へのリスペクト等、多くのことを知り、身につけることができたように見えます。明日の飛行機で日本へと向かい、新たな自分として日本での生活をスタートしてほしいと思います。