高山植物 鉄府レブンアツモリソウ観察実習
5月29日(水)3・4校時 1学年「高山植物」の授業において、環境省の所管地である鉄府保護区でレブンアツモリソウ観察実習を行いました。最初に稚内自然保護官事務所の後澤宏文様からレブンアツモリソウ保護の経緯について説明をしていただき、礼文しぜん調査の村上賢治様からはササ刈りの効果を実際の現場を見ながら解説していただきました。
保護区内は草でおおわれ、また急斜面でもあったため、生徒達は注意しながら移動し、双眼鏡を用いて生育地の観察をおこないました。人が積極的に環境改善をしなければレブンアツモリソウを守れないことを、その目で実感することができました。
その後、礼文町のレブンアツモリソウ群生地に移動し、説明をしていただきながら、それぞれが写真におさめていました。
今回初めて環境省に協力して頂いたことで、普段は一般の人が立ち入ることが出来ない場所での学習ができました。秋にはまた同じ場所でササ刈りに参加させていただく予定です。