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2020/10/24

令和2年度 香深井1地区発掘調査遺跡見学(3年生)

| by 進路指導部
  9月28日(月)、続縄文時代を知るうえでの貴重な礼文島遺跡「香深井1遺跡」の見学に3年生全員で行ってきました。オホーツク文化発祥の地である礼文島の遺跡は世界的にも注目されており、礼文町教育委員会社会教育係の藤澤係長さん、学芸員の高橋さんに、発掘現場の様子をはじめ、礼文島の先史時代、礼文島の潜在的魅力、動物考古学とはどのような学問か、また、高校生へのメッセージなど、礼文島の魅力をたくさん教えていただきました。
 礼文島には、世界が注目する「日本最北の国指定重要文化財遺跡」があり、オホーツク人の最初の生活、交易拠点として多くの貴重な遺跡が発掘されていること、また、近年では礼文島船泊遺跡で見つかった約3800年前(縄文時代後期)の女性の人骨から、ゲノムを高精度に解明することに成功し、縄文人の女性の像が復元され、世界からも注目をあびていること、2万年前の礼文島は、サハリンや稚内、利尻と陸続きになっており、歩いて行けたこと、また、出土した犬の骨から、その昔は犬も食用にしていたらしいこと、家畜として樺太豚を飼っていたこと、女性も出産や家事ばかりではなく、狩猟など戦いに参加していたらしいこと等、これまでの学びを覆すような多くのことがわかってきており、考古学の楽しさや後世に伝える事の意味等について学ぶことができました。

 

 

~生徒の感想より~
・礼文島に住んでいても、遺跡や遺物に触れる機会はなかなかないのでとても貴重な体験でした。特に印象に残っているのは、礼文島に家畜がいたというお話です。礼文島で見つかっている骨は海の生き物と人骨しか知らなかったので、犬や豚のことを聞いた時は驚きました。今回このような機会を設けていただきありがとうございました。
・僕は歴史が好きなので、千年前の人々がどんな暮らしをしていて、どんな地域の人達と交流をしていたのかを知ることができてとても嬉しかったです。北海道の独特の文化であるオホーツク文化や擦文文化がその先の文化との結節点であるという話を聞いてとても感動しました。遺跡見学のなかで、どれが何の骨でどういう使い方をされていて、と言った説明が面白く、どうしてわかるのだろうという疑問を持ちました。
・小中と礼文学などで学んできた礼文島の遺跡について、高校の知識を持って学ぶことができて良かった。自分が住んでいる礼文島の足下には日本の歴史を裏付ける証がたくさんあることを改めて知ることが出来ました。どこに行っても、この礼文島の自然や歴史の産物は誇れるものだと思いました。また機会があれば、礼文島の歴史に触れ、たくさんの方達にこの魅力を伝えていきたいです。
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