2024年5月の記事一覧

高山植物 鉄府レブンアツモリソウ観察実習

 5月29日(水)3・4校時 1学年「高山植物」の授業において、環境省の所管地である鉄府保護区でレブンアツモリソウ観察実習を行いました。最初に稚内自然保護官事務所の後澤宏文様からレブンアツモリソウ保護の経緯について説明をしていただき、礼文しぜん調査の村上賢治様からはササ刈りの効果を実際の現場を見ながら解説していただきました。

 保護区内は草でおおわれ、また急斜面でもあったため、生徒達は注意しながら移動し、双眼鏡を用いて生育地の観察をおこないました。人が積極的に環境改善をしなければレブンアツモリソウを守れないことを、その目で実感することができました。

 その後、礼文町のレブンアツモリソウ群生地に移動し、説明をしていただきながら、それぞれが写真におさめていました。

 今回初めて環境省に協力して頂いたことで、普段は一般の人が立ち入ることが出来ない場所での学習ができました。秋にはまた同じ場所でササ刈りに参加させていただく予定です。

利尻高校合同授業

 5月24日(金)2・3校時 宿泊研修で礼文に来島している利尻高校1年生との合同授業が実施されました。

 最初の2時間目は本校3年生「礼文の自然と観光」を選択している6名の生徒が「礼文の観光スポット」「礼文島の花について」「漂着物について」等、クイズを交えながら発表を行いました。その後、利尻高校1年生から事前に寄せられた質問に対して本校3年生全員がそれぞれ答えました。

 続いて3時間目は本校1年生とそれぞれ4班に分かれてのグループ発表を行いました。利尻高校の生徒達は「利尻の自然について」「利尻のイベント」等、本校生徒は先日の高山植物実習で学んだ「ミズバショウ・ザゼンソウ」「久種湖で見られる野鳥」等について順番に発表を行いました。短い時間でしたが、生徒同士が直接交流出来る貴重な機会に恵まれたことに嬉しい気持ちになりました。

 最後には記念撮影を行い、バスが出発するまで見送りました。