12月11日(水)、「生活産業基礎」の授業の一環として、マーケティングから
原価計算や実際の調理まで生徒が主体的に行う食品販売体験を、校内の教職
員や生徒を対象に実施しました。
生徒は実際に全校生徒に対し食べたい食品についてアンケートを行い、それを
集計します。その結果をもとに3グループに分かれて商品の開発や広告の作成を
行いました。商品開発の際には人件費や光熱費、そして消費税についても考慮
し、商品の廃棄率を予想しながら商品単価を決定しました。そして、計画した商品
を販売をするために必要なお金を全校生徒に対し、株式を公開することによって出
資金を募りました。実際の販売では予想より多くの人々に写真の商品を購入して
もらい、完売御礼となりました。この事業で得た利益は株主の持ち株の保有比率
に応じて配当金として株主の生徒に分配されます。
この販売体験をとおして代表取締役社長役を務めた2年生 澤 田 真 枝 さん
は「起業から販売までの流れを体験してみて、商品開発やお金がどのように動くの
かなど、普段の授業ではなかなか体験できないことを学ぶことができました。大変
だったことは商品開発で、お客様の需要と自分たちの技術で作れるもののバラン
スをとることや、商品の価格決めなど限られた時間の中で何度も試作したり話し合
ったりしたことでした。大変だった分、お客様が美味しかったと言ってくれたのでや
ってみて良かったと思います。今回、商品を購入していただいたみなさん、ありがと
うございました。」と話していました。
( 豚 丼 ) (レアチーズケーキ)
(さつまいもロールケーキ) 続きを隠す<<