礼高 News & Topics

第45回卒業証書授与式

 3月1日(土)本校体育館において、第45回卒業証書授与式を挙行いたしました。来賓・保護者・教職員・在校生に見守られ18名の卒業生が礼文高校から飛び立っていきました。

 

 

雪の保温効果 温度測定実習

 2月3日(月)5・6時間目、1年生学校設定科目「高山植物」の授業で、礼文しぜん調査の村上賢治様に来校頂き、雪の保温効果を調べる実習を行いました。校舎横の積雪が多い場所と、グラウンドの積雪が少ない場所でそれぞれ雪を掘り、気温、地表温度、10cm毎の雪の温度を測定しました。

 生徒達の多くは初めてのスノーシューでしたが、元気いっぱい駆け回っていました。

 これから、測定データをもとにグラフをつくり、雪の保温効果について学び、なぜ礼文は低地でも高山植物が生育しているのか考察していきます。

 

グラウンドを歩く生徒

グラウンドでの測定

集合写真

学習成果発表会

 1月27日(月)、昨年度までは一部の教科で行っていた学習成果発表会を、今年度は学校全体の取組として実施しました。
 4時間目、ポスター発表の形式で、1年生は海外交流事業や高山植物の授業で学んだ事、2年生は各自で設定した礼文町の課題等についての発表を行いました。
 5・6時間目は3年生が特色ある授業で取り組んだ内容や、自分で設定した課題や実践について発表しました。役場職員の方や島内中学校の先生方にもお越し頂き、丁寧に評価をしていただきました。頂いた評価は生徒に還元し、今後に役立てていきます。

冬季休業明け全校集会

 1月20日(月)冬季休業明け全校集会を行いました。

 中西正志校長は「3学年は授業以外の勉強も大切にして社会にでる準備をしてほしい」、「1・2年生には先輩として新しい仲間に礼文高校の良さを引き継ぐ準備をしてほしい」と話しました。

冬季休業前全校集会

 12月25日(水)冬季休業前全校集会を行いました。

 集会では、中西校長よりイチローさんの引退会見での「いま、小さなことを多く積み重ねることが、とんでもないところへ行くただひとつの道なんだなというふうに感じています」という言葉が再度紹介されました。

 神薗生徒指導部長からは闇バイトに巻き込まれないよう注意喚起を行いました。

 明日より25日間を充実して過ごし、明年1月20日(月)に全校生徒で休業明けの集会に臨めることを願います。

高山植物 レブンアツモリソウ培養実習

 11月25日(月)5・6校時 1学年「高山植物」の授業において、高山植物培養センターの村山誠治様と地域おこし協力隊の大庭様に指導していただき、レブンアツモリソウの培養実習を行いました。はじめに培養技術やレブンアツモリソウの増え方について学んだ後、培養プレート内で成長したレブンアツモリソウのプロトコーム※を新しい培地に移しました。この後、さらに成長させてから、栽培土に植え替え、開花を見られるのは早くても6年半後だそうです。後半はレブンアツモリソウの現状や今後の保全活動について学びました。
 今年度はササ刈り実習と培養実習の両方を経験することができ、レブンアツモリソウ保全活動の具体的な内容を深く学ぶことができました。

※ラン科の種子が成長する際に最初にできる細胞の塊

 

第18回礼文学発表会

 11月8日(金)礼文町町民活動総合センター(ピスカ21)で小・中・高による礼文学発表会が行われました。礼文高校は1年生が「令和6年度海外交流事業報告とアメリカの国立公園から学ぶ」というテーマで発表を行いました。
 「海外交流事業報告」では2週間の体験から衣・食・住・文化の違いを五感で学んだこと、比較を通して改めて日本の良さ、礼文島の良さ、挑戦することの大切さに気づいたことを発表しました。「アメリカの国立公園から学ぶ」では訪問したジョシュア・ツリー国立公園と利尻礼文サロベツ国立公園の違いについて調べたことや実際に行ってわかった事、更に礼文町への要望として看板の工夫・星空ツアーの実施・ビジターセンターの設置、高校生としてできることとしてトレッキングコース作り・笹刈りのようなボランティアへの積極的参加を発表しました。
 今野直樹副町長からは「実際に現地に行き、体験をしたことにより説得力がありました。また、アメリカ短期留学での学びをこうして町の方々に還元してくれたことを嬉しく思います。礼文島にいることにぜひ誇りと自信を持ちふるさとを理解し、愛し、これからも多くの人に発信してください。また、礼文島活性化にむけ、自分たちに何ができるのかについてこれからも考えていってください。」というお言葉をいただきました。

理科実験教室

 10月26日(土)礼文町教育研究会理科サークル主催で礼文町内の小学生向けの理科実験教室が行われました。例年理科サークルの教員だけで行っていましたが、今年は本校3年化学選択の生徒から希望者4名も参加し、児童達にスライムづくりを教えました。
 9月から総合的な探究の時間や放課後等を使い、小学生が楽しく安全に実験できるように準備をすすめてきました。当日、午前は礼文小学校、午後は船泊小学校であわせて約40名の小学生が参加し、自分たちで作ったスライムを持ち帰りました。
 今回の体験を通し、子どもの目線に立って説明することの難しさや、準備の大切さ等、身をもって分かったようです。参加した生徒の中には教育学部を志望している者もおり、彼らにとっても将来に繋がる学びがあった一日となりました。

 

令和6年度 第2回進路講話

 10月17日(木)5・6校時 本校体育館にて第2回進路講話を行いました。
 今回は、島内外の企業5社にご協力いただき、1、2学年生徒を対象に企業説明会を実施しました。進路活動に向けて企業や仕事の知識を得ること、職業観を深めることを目的とし、生徒は自分の進路活動に活かそうと和気藹々としながらも集中して説明を聞いたり、積極的に質問をしたりしました。

 1年生にとっては自分の将来について考える良いきっかけになり、2年生にとっては進路活動を具体化していく一歩になりました。ご協力いただいた企業の皆様にお礼申し上げます。

 

 

2学年 見学旅行 5日目

 見学旅行5日目は、千歳から飛行機で稚内へ、そしてフェリーで礼文に帰ってきました。
 5日間の見学旅行では、集団で行動する、ということを意識し、予定通りに活動を行うことができました。また、保護者の皆様をはじめ、多くの方々に支えられて、無事に終えることができました。本当にありがとうございました。
 この高校生活1度きりの見学旅行で得た経験を、今後の学校生活に活かしていってくれることを期待しています。

2学年 見学旅行 4日目

 見学旅行4日目は、仙台最終日、1日自主研修でした。
 自分たちで作った計画に従って、水族館や瑞鳳殿に訪問したり、仙台の名物をたくさん食したりと各々が仙台市を満喫していました。
 事件、事故、遅刻等無く、無事に終え、千歳のホテルに到着することができました。明日は礼文へ帰ります。

 

2学年 見学旅行 3日目

 見学旅行3日目は、仙台近郊の観光を行いました。
 まず初めに、女川へ訪問し、震災学習を行いました。いつ起こるか分からない災害を自分事として捉え、しっかり準備することが大切だということを学ぶことができました。
 続いて、昼食で仙台名物の牛タンを食べた後、松島海岸に行きました。五大堂、瑞巌寺に訪問し、仙台市の文化について知ることができました。
 最後に、青葉城址に行き、ホテルに戻りました。夜には、仙台市内へ外出する生徒も数名おり、安全に夜の街を散策していました。
 明日は仙台最終日、1日自主研修になります。

2学年 見学旅行 2日目

 見学旅行2日目は、仙台駅近郊での観光大使活動から始まりました。授業で用意したパンフレットや昆布など、たくさんの方々に受け取っていただきました。生徒達は緊張しながらも、精一杯頑張って話しかけて、礼文の魅力を伝えていました。
 また、午後からは農家民泊体験でした。入村式で礼文島の紹介をし、その後各民家へ移動し、農業の体験させていただきました。礼文では触れることの少ない作業に一生懸命取り組んでいました。本日はこのまま各民家にて宿泊しております。
 明日は仙台近郊の観光を行っていきます。

2学年 見学旅行 1日目

 10月5日(土)、香深港から出発し、見学旅行がスタートしました。
 フェリー、バス、飛行機を乗り継ぎ、無事に仙台市の宿泊先に到着しました。長時間の移動だったので、今日はゆっくり休んで明日に備えて欲しいと願っています。
 明日は観光大使活動、農家民泊体験があります。礼文のことを知ってもらえるよう、色様々な方とコミュニケーションをとっていきます。
 最後になりますが、お見送りにきていただいた皆様、ありがとうございました。無事に行程を終え、多くを学んで帰ってきたいと思います。

 

1学年 高山植物 鉄府ササ刈り実習

 10月4日(金)3・4校時 1学年「高山植物」の授業において、環境省の所管地である鉄府保護区でレブンアツモリソウ保護のためのササ刈り実習を行いました。
 ササを刈る前に稚内自然保護官事務所の後澤宏文様と礼文しぜん調査の村上賢治様に指導していただきながら2地点で1平方メートルの植生のモニタリング調査を行いました。ササが優占していましたが、ススキやオオヨモギなども目立っていました。
 その後、パークボランティアの浜下様にもお手伝いいただきながら、生徒13名で100平方メートルのササを含む草本を刈り取り、集めて運び出しました。
 急斜面での作業だったため、刈り取りの作業も大変でしたが、それ以上に運び出しの作業が重労働で、生徒達は汗をかきながらも、なんとか作業を終えることができました。
 この後、ササ刈りの効果がどのように現れるのか、来年以降に見られるチャンスがあることを願っています。

 

令和6年度 1日防災学校

 10月2日(水) 1日防災学校を実施しました。

 近年、異常気象や温暖化の影響により、自然災害が身近なものになってきています。今年の元旦には、能登半島地震もあり、多くの犠牲者がでました。本校生徒も災害時には、高校生としてセルフレスキューはもちろんのこと、地域での避難の支援や復興活動に向けた高校生としての災害への関わり方の重要性が高まっております。このことから、本校でも今年度から「1日防災学校」を実施しました。

 今年度は、自衛隊や国土交通省、礼文町総務課のご協力のもと、過去の災害から学ぶ教訓や体験的な学びを通しての災害の備えについて学習しました。

 生徒たちは、1日を通して避難所運営ゲームや応急処置の方法、災害時のドローンの活用、防災に関する講話をうけ、改めて防災の重要性や高校生としての地域との関わりについて考えている様子でした。今回の経験を活かし、防災に向けて積極的に備えていってほしいと思います。

   
   
   

令和6年度後期始業式

 9月30日(月)、後期始業式を行いました。

 1学年の第12回海外交流事業も終わり久しぶりに3学年揃っての集会です。始業式につづき表彰伝達式、生徒指導部長講話、海外交流事業の報告が行われました。

礼文町海外交流事業 DAY11・12

礼文町海外交流事業 DAY11

 とうとうロサンゼルスを旅立つ日が来ました。生徒たちは、ここまでプログラムの計画や日程調整を行なっていただいている阿岸先生をはじめ現地でサポートしていただいたスタッフに感謝を込めて、英語で感謝の言葉と思い出を語りました。阿岸先生からは、「本当に元気が良くて、明るく英語も上手なクラスでした!ぜひプライベートでまた来てください!」とお褒めの言葉をいただきました。

 いよいよ明日、礼文に帰島します。成長した生徒たちの姿を楽しみにしていてください。また、たくさんの思い出を持って帰ってきましたので、たくさんお話を聞いていただければ幸いです。

 

 

礼文町海外交流事業 DAY12

 9/26に礼文島に帰島しました。生徒たちは、島をフェリーで見ると帰ってきたんだとほっとしている様子でした。フェリーターミナルには、保護者の方々や教職員がとても暖かく出迎えていただきました。この海外交流事業を通じて培った、コミュニケーション能力やクラス一丸となって、課題に取り組む姿勢は今後の学校生活で活かしていってほしいと思います。

 今回海外交流事業に実施にあたり、多大なご支援と応援いただいた礼文町の皆様、礼文町及び礼文町教育委員会、LAサポーターの方々に心より感謝申し上げます。今後とも本事業がますます発展していくよう指導していきたいと思います。

礼文町海外交流事業 DAY10

礼文町海外交流事業 DAY10

 前日のホストファミリーデイでは、ハリウッドやユニバーサルスタジオハリウッド、ディズニーランド等に行くことができたようで、その時のことを色々と教えてくれました。ホストファミリーと大切な思い出ができ、貴重な経験をさせてもらえたことに感謝でいっぱいです。

 ホストファミリーとの別れの場面では、涙を浮かべている生徒も多く、家族の一員として過ごした5日間がどれだけ幸せな時間であったかが伺えました。また、生徒の中には「必ずまた会いに来る」と約束している生徒もおり、成長した姿をホストファミリーに見せに来てくれることを願っています。

 その後、日本総領事館総領事の曽根様を訪問し、自己紹介と海外交流事業での思い出、プレゼンを発表しました。生徒たちは、ここまでの成果を発揮し、全て英語で受け答えができました。プレゼンでは、アドリブを交えながら雰囲気良く発表でき、曽根様をはじめ多くの方の笑顔溢れる時間となりました。最後に、「この経験は人生の宝になる。だから、将来この経験を生かして日本を支えてほしい」と曽根様から有り難い言葉をいただきました。

 午後からは、アドベンチャーデーを行いました。アドベンチャーデーとは、生徒が事前に研修の予定を考え、公共交通機関を活用して、ハリウッドの中心を冒険するというものです。生徒たちは、海外交流事業が始まったばかりの頃とは比べ物にならないくらい積極的に行動し、英語での食事の注文やお土産の購入、トイレのある場所を訪ねることもできるようになっており、成長を感じさせる企画となりました。

 夕食の際に、これまでの海外交流事業の修了証明書を阿岸さんから1人ずつ手渡していただき、終わってしまう寂しさとここまでの達成感で涙を流す様子もありました。

 夕食後は、グリフィス天文台とリトルトウキョウ、ウォルトディズニーコンサートホールを訪れ、最後までロサンゼルスを満喫しました。

 

礼文町海外交流事業 DAY 8 DAY 9

礼文町海外交流事業 DAY 8

 夕方からフェアウェルピクニックが行われました。各ファミリーが軽食を持ち寄りお別れ会をしました。一緒に食事をする姿や記念写真をする表情から、本当の家族のように迎え入れてもらい、ロサンゼルスにもうひとつ家族ができたんだと感じました。その後、希望者は、「サウンド・オブ・ミュージック」の野外上映会に参加しました。会場の規模の大きさだけでなく、鑑賞の仕方の違いにも驚いていました。

 明日は、ホストファミリーと1日を過ごす最後の日です。良い思い出を残すことと感謝の気持ちを伝えることを忘れず、有意義に過ごして欲しいと思います。

 

 

礼文町海外交流事業 DAY 9

 ホストファミリーと1日過ごしました。どのような1日を過ごしたのかは、写真とともにお土産話で聞いてください。

礼文町海外交流事業 DAY6 DAY7

礼文町海外交流事業 DAY6

  本日の午前中は、キャンベルホール高校を訪問しました。日本語クラスに参加し、プレゼンと自己紹介をしました。生徒たちは、絶好調でここまでのプレゼンや交流活動で得た、コミュニケーションスキルでキャンベルホールの生徒ともすぐに仲良くなりました。

 そして、今回初めての試みとして全校集会の時間をお借りして、よさこいを披露しました。サプライズにキャンベルホール高校の生徒は驚いている様子でした。披露する場所のスペースが狭く、用意していたフォーメーションでは、対応できなかったため直前でフォーメーションを変更し、パフォーマンスに臨みました。よさこいの最後に組んでいる櫓が完成した瞬間に会場は一体感に包まれ、スタンディングオベーションを受けました。生徒たちを称賛する拍手は、なりやみませんでした。パフォーマンス後も、キャンベルホールの生徒は本校生徒たちを迎え入れ、写真撮影やハイタッチの列ができたり、すれ違う際に「It's so cool! 」「It was awesome」など声をかけられた生徒たちは、感無量の様子でした。

 午後からは、ハンティントンライブラリを訪問しました。ガイドさんからハンティントンライブラリの歴史とここにある日本庭園の奥ゆかしさを学びました。

 明日は、姉妹校であるジョン・ミュア・ミドルスクールでのJapan Dayです。 ここまでたくさんの経験をさせていただいた感謝を込めて、最高のパフォーマンスを届けられるよう頑張ります。

 

礼文町海外交流事業 DAY7

 本日は、姉妹校であるジョン・ミュア・ミドルスクールでのJapan Dayが行われました。最初に、日本の彫刻家の浅賀氏による平和のモニュメント制作ワークショップに参加しました。生徒たちは、自分の削った部分がアートとして未来へ繋がっていくことを感じつつ、平和の祈りを込めて取り組みました。午前中は、各教室に分かれて現地の授業に参加しました。日本の授業との違いを感じながらも、英語での授業を理解しようという姿が見られました。その後、日本総領事館総領事夫人・曽根真実氏による講義を受け、災害から学ぶ日本のレジリエンスと思いやりを持つことによってもたらされる協働の精神について学びました。

 午後からは、全校生徒に向けてよさこいを披露しました。ジョン・ミュア・ミドルスクールの生徒たちに、私たちを優しく迎え入れていただき、生徒たちはアットホームな雰囲気の中でよさこいをすることができました。今までの練習の成果を余すところなく発揮し、最高のパフォーマンスを届けることができました。

 夜はドジャーズの試合観戦に行きました。前日に大谷選手が50-50を達成してましたが、本日も絶好調で52号ホームランと一本の盗塁を決める大活躍でした。生徒たちは、生で見るスーパースターに感動し、会場の雰囲気を肌で感じながら応援していました。

 明日からは、ホストファミリーデーです。ホストファミリーと過ごす時間も残りわずかになりました。それぞれのファミリーと最高の思い出をつくってほしいと思います。

礼文町海外交流事業 DAY5

礼文町海外交流事業 DAY5

 ホストファミリーと過ごす最初の夜を終えて、生徒たちは、ホストファミリーの優しさとコミュニケーションの課題を感じている様子でした。ある生徒は、「ホストファミリーがとても親切にしてくれたので、もっとコミュニケーションを取りたいけど英語で話せなくて悲しい。だから、もっと英語を頑張りたい」と話しており、今後の学習意欲につながるとても貴重な機会となりました。

 本日は、ノートルダム高校を訪問しました。日本語クラスの生徒とお菓子を食べながら自己紹介や会話を楽しみました。また、プレゼンも披露し、ノートルダムの生徒に礼文のことや日本のことを伝えました。

 その後、アメリカで最初のよさこいを披露しました。ここまで練習してきた成果を発揮し、これまでで1番良いパフォーマンスをすることができ、会場は大盛り上がりでした。パフォーマンス後も、ノートルダムの生徒から声かけられたり、ハイタッチの列ができたりと本校生徒たちを熱く迎えてくれる場面もありました。生徒たちは、そのムードに驚きながらも、感謝の気持ちを表現しながら応じていました。

 午後からは、フランス語のクラスと地理歴史のクラスでプレゼンをしました。生徒たちは、これまでのプレゼンから改善点を見つけ出し、アドリブ等を付け加えながら発表しました。日本語に馴染みのないクラスでの発表のため、反応が薄くなるかもしれないと言われていましたが、クイズ等への反応もよく大盛り上がりでした。

 各クラスでのプレゼン後は、日本の遊びのワークショップを行いました。想定していたよりも人数が多かったため、屋内だけでなく屋外でも活動しました。生徒たちは、遊び方を英語で説明しながら交流を進めました。ノートルダムの生徒から「アメリカの遊びもやろう」と提案があり、トランプゲームや言葉遊び、簡単なダンスをして互いの文化を知ることのできる交流となりました。

 DAY6~8についての記事については、9月24日以降の掲載となります。

礼文町海外交流事業 DAY4

礼文町海外交流事業 DAY4

 早朝、5時半にホテルを出発しJoshua Treeにて一生忘れることのできない朝日を見て1日スタートとなりました。早朝の砂漠地帯はとても寒く、上着を着ていても凍えるほどの風と気温に生徒は「礼文よりも寒い」と話しながら朝日が昇るのを待ちました。昇ってきた朝日をみて生徒たちは自然の雄大さと美しさを感じ、言葉を失っている様子でした。また、これから始まるホームステイに向けて意気込みを感じる表情も見受けられました。

 午前中は、Joshua Treeを訪れ、国立公園のレンジャーのガイドを受け、Joshua Treeの気候や植生、生息している生物について学びを深めました。日本では、見ることのできない景色と岩の貫禄に生徒たちは驚きを隠せない様子でした。

 その後、これから6日間お世話になるホストファミリーと初対面となりました。生徒たちは自己紹介をし、和やかな雰囲気で日本のお菓子を食べながら家族との絆を深めました。また、ここまで準備を進めてきた、プレゼンをホストファミリーの前で披露し、クイズを含めた内容に会場は大盛り上がりでした。生徒たちは、その雰囲気に安心した表情を浮かべ、それぞれホストファミリーの家へと帰っていきました。

 明日からは、いよいよ学校訪問です。ここまでアメリカで学んだコミュニケーションや日本で準備してきた成果を発揮し、多くの人に感動を与えてほしいと思います。

 

 

礼文町海外交流事業 DAY3

礼文町海外交流事業 DAY3


 アメリカでの最初の夜は、ここまでの移動とDAY2がエキサイティングな1日だったため、全員熟睡でした。何名かの生徒は、10時間寝ても寝足りないと話しており、また起床のアラームが聞こえなかったという生徒も多くいました。疲れもありますが、環境の変化と時差ボケを感じるスタートとなりました。

 本日最初は、水族館(Aquarium of the Pacific) の会議室をお借りして、毎年お世話になっているYoko Pusavat先生 による講義を受けました。生徒たちは、ポジティブな考え方の重要性やコミュニケーション方法について、そして「行動することの大切さ」を学習しました。その後、水族館を見学し、様々な地域の水生生物を見学していました。日本との展示の違いやタッチプールの多さなど、ここでも日本とアメリカの文化の違いを感じられました。

 次に、Harbor Breeze Cruisesに参加し、ロングビーチ周辺をクルージングしました。身近ではない油田を見たり、大型客船クイーンエリザベス号を見たりと、とても心踊る経験となりました。

 午後からは、Joshua Tree国立公園の見学に向けて周辺ホテルに移動しました。

 移動後、Black Bear Diner Yucca Valley にて夕食をとりました。生徒たちは、はじめて自らメニューを見て料理の量や内容、注文方法などを理解し、注文することができました!しかし、料理の量は想像を超えて多く、ほとんどの生徒が驚愕していました。この経験をアドベンチャーデイでの昼食の注文に生かしてほしいと思います。

 本日ラストのプログラムは、大型ショッピングモールと夜のJoshua Tree グループに分かれて行動しました。ショッピングモールのグループは、アメリカのスーパーの迫力に圧倒され、なかなか買い物することができませんでしたが、興味のあるお菓子や飲み物等を購入し、ホテルで楽しむことができました。夜のJoshua Treeのグループは、満月のため満天の星空とはなりませんでした。しかし、月明かりに照らされた岩や砂漠地帯は、とても幻想的で昼には見れない素晴らしい光景を楽しむことができました。

 明日は、Joshua Treeにて朝日を拝んでからの1日のスタートとなります。ハードなスケジュールでかなり疲れが溜まってきていますが、しっかりホテルで休み、明日のプログラムに備えていきたいと思います。

礼文町海外交流事業 DAY1 DAY2

礼文町海外交流事業  DAY1

  本日から令和6年度礼文町海外交流事業のため、礼文高校1学年は、アメリカ合衆国カリフォルニア州に向けて、礼文町を出発しました。出発式では、校長先生よりこの経験を通して、「世界に羽ばたく人になってほしい」と激励をいただきました。また、生徒代表の金田一さんから「ここまで準備等で心配が多かったと思いますが、しっかり安全に帰ってきます。そして、たくさん学んできます」と決意表明をしました。

 フェリー出航の際には、保護者や上級生から「いってらっしゃ〜〜い」の大きなお見送りの言葉をいただき、改めて今回の海外交流で私たちが託された役目を実感し、その決意と共に大きな声で「いってきまーす!!」と叫びました。

 夕方には、成田空港に到着し、成田空港近郊のホテルで宿泊し、明日へ備えます。いよいよ明日の17時に日本を立ち、アメリカ合衆国に向かいます。到着時刻はアメリカ時刻で9/15日の11:00に到着予定です。約10時間のフライトの疲れと時差により、アメリカの生活に慣れるまでに少し時間がかかると思いますが、体調管理に気をつけ、全員で全てのプログラムに参加できるようにしていきたいと思います。

礼文町海外交流事業 DAY2

 アメリカLAXに到着しました!生徒たちは、最初の関門であるイミグレーション(入国審査)をクリアすることができました。イミグレーションでは、英語のみの応対のため生徒たちもとても不安がっていましたが、練習の成果もあり無事通過することができました。通過後は、自然と安堵の表情を浮かべていました。

 そして、プログラムの計画や日程調整を行なっていただいている阿岸先生をはじめ現地でサポートしていただくスタッフからの歓迎を受けました。それに対してお礼の意を込めまして本校からは、菊地くんから英語でクラスメイトの紹介と10日間の意気込みを伝えました。

 その後、Battleship USS lowa Museumに移動し、戦艦アイオアを見学しました。そこにあるホットドッグショップで生徒たちは、英語での注文に挑戦しました。メニュー表の内容を理解するのに苦戦している生徒もおり、ネイティブな英語に触れて自らの英語の実力を認識する良い機会となりました。

 昼食後、Terminal Island Japanese Fishing Village Memorialを見学し、偶然そこでボランティアをしている方に日本人がここで漁師をしていた歴史をお話しいただき、とても深い学びになりました。次に、ロングビーチに周辺にあるWheel Fun Rentals | Shoreline Village を訪れ、海岸沿いをサイクリングしました。生徒たちは、仲間とサイクリングするだけでなく、現地の方々に積極的に話しかけ、簡単なコミュニケーションを取ったり、レースをしたりとアメリカならではのアクティビティを深く味わいました。

 夕食はホテル周辺にある「yuCATAN」というメキシコ料理の店で食事しました。ここで提供される食事の量の多さにカルチャーショックを受けている生徒が多くいました。しかし、お腹が空いている生徒は、5人前のタコスを食べていました。海外交流事業2日目は、様々なジャンルの文化に触れるとても充実した1日となりました。

海外交流事業zoomミーティング

 9月11日(水)、第12回礼文町海外交流事業のZoomミーティングが行われ、ホストファミリーとの顔合わせが行われました。

 現地スタッフのTak(タック)さん、ジョンミュアーミドルスクールのTed(テッド)先生、ノートルダム高校のShouji(ショウジ)先生と全ホストファミリーが参加してペアを確認しました。生徒は自己紹介とホストファミリーとやってみたいことなどを英語で伝えしました。どのご家庭も生徒の到着を楽しみにしてくれているのが画面から伝わってきました。

 終了後、生徒たちは「不安がなくなった。」「アメリカの家族を確認し、以前より楽しみになった。」と口々に話していました。

 

礼高畑の芋掘り(生活産業基礎)

9月9日 2校時 生活産業基礎

社会福祉協議会との授業

春に植えたジャガイモの収穫を行いました。

この芋を使って10月31日に、ふれあい交流事業を行います。

老人クラブの方々と協力して美味しい料理に挑戦します。

海外交流事業発表練習をしました

 8月23日(金)、1年生が第12回礼文町海外交流事業にむけてスライド発表の練習を行いました。2班に分かれて、経験のある2・3年生に対して発表し、感想や改善点のアドバイスをもらいました。先輩から「元気に大きな声で発表したほうが良い」「身振りも効果的」など沢山のアドバイスを受け、9月14日(土)の出発までにより良い発表ができるよう改良と練習を重ねます。

中学生体験入学

 8月22日(木)午後から、島内外の中学生、保護者、教員を対象とした中学生体験入学が開催されました。島外からは8名、島内からは16名の中学生が参加し、数学、社会、家庭科の授業を体験、その後実際の授業を見学しました。
 島外中学生・保護者対象の本校在校生との懇談会では礼文高校での生活をより具体的に伝える事ができました。
 アンケートでは中学生からは「実際に体験しないとどのような感じか分からないので、参加できて良かった」「気温も過ごしやすく学校やその周辺の人達の雰囲気などを感じられて良かった」、保護者からは「生徒さんたちだけでなく、島の方たちの挨拶がとても気持ちよかったです」等の意見が寄せられました。
 中学生の皆さんの進路選択の一助となれば幸いです。礼文高校でお待ちしております。

江戸屋山道 高山植物観察実習

 8月21日(水)1~3校時 1学年「高山植物」の授業において、礼文島北部の江戸屋山道にて秋の植物の観察実習を行いました。晴天に恵まれ、トド島展望台からはロシアのモネロン島まで見ることができました。
 今回も礼文しぜん調査の村上賢治様に、ツリガネニンジンをはじめ、20種以上の花の説明をして頂きました。季節毎に沢山の花を観察できる恵まれた環境にいることを改めて実感しました。
 花の季節の実習も残りわずかとなってきました。次回の桃岩展望台では以前観察した花の種子の観察を予定しています。

出発

 

夏季休業明け全校集会

 礼文島では気温が20℃前後で過ごしやすい日が続く中、8月19日(月)に夏季休業明け全校集会が行われました。
 集会に先立ち、英語検定の賞状の伝達を行いました。
 集会では中西正志校長、生徒指導部長、教務部長よりお話がありました。
 ここから冬季休業まで各学年大きな行事や進路に向けての活動が続きます。夏季休業でリフレッシュできた生徒達と教職員一同、気持ちを新たに頑張っていきます。

表彰伝達

校長講話

 

 

夏季休業前全校集会

7月26日(金)夏季休業前全校集会を行いました。

集会に先立ち、日商簿記と数学検定の賞状の伝達を行いました。

集会では中西正志校長より勉強する意義についてのお話があり、進路指導部長、生徒指導部長、教務部長よりお話がありました。

明日より23日間の夏休みを充実させ、休み明けの8月19日(月)に全校生徒が笑顔で再会することを楽しみにしています。

第47回 礼高祭

7月14日(日) 礼高祭が行われました。

テーマ「ぶち上がれ!礼高祭」

各団体で準備してきたアミューズメントの出店とステージの発表を行いました。

団体 アミューズメント ステージ
1学年 JACKPOT7(れぶん) ダイチの大冒険
2学年

メイド喫茶

カンペキで究極のアイドル♥
3学年

いたるんよしずみんまつり

くそださスマブラ
有志

1学年有志による合唱

2年生によるCM放映

2年2名によるデュエット

3学軽音楽部・顧問によるバンド演奏

このほかにも、全校生徒・来場者による全体企画(入場門の作成)、フォトコンテスト、フォトスポット、放送局による学校祭CMやオリジナルドラマの上映等、様々な取り組みを行いました。

169名ものご来場を頂き、誠にありがとうございました。

体育大会

6月28日(金)

体育大会を実施しました。

多くの人が楽しめる体育大会をつくるために、体育常任委員会が昼休みや放課後などを使って準備をすすめてきました。

種目

午前(障害物競走、綱引き、人間バンバ)

午後(バレーボール、軽スポーツ、玉入れ)

みんなの笑顔や懸命な姿が見られる体育大会でした。

高山植物 礼文林道レブンウスユキソウ観察実習

6月27日(木)2~4校時 1学年「高山植物」の授業において、レブンウスユキソウ群生地と礼文林道にて観察実習を行いました。今回も礼文しぜん調査の村上賢治様に、レブンウスユキソウをはじめ、礼文林道に咲く全25種の花の説明をして頂きました。レブンウスユキソウ群生地は霧に包まれ、気温も低く強い風が吹いていましたが、礼文で高山植物が低地でも育つ理由を生徒達も体感できました。

3学年議会傍聴

議会傍聴

 6月21日3学年総合的な探究の時間において①礼文町まちづくりの方針で興味・関心を持ったこと②私が考える礼文町の課題③課題解決のためにできること・取り組みたいこと④議会傍聴で質問したいことを考え、令和6年度第2回礼文町議会定例会を傍聴してきました。 傍聴後、生徒代表の髙橋悠真君は「礼文島という自然豊かで魅力的な環境のもとで私達は様々な方々に支えられながら日々楽しく過ごしてきましたが、本日のように大人の方々が礼文町をさらに発展させるために真剣に話し合われているのを拝見し、私達もこの貴重な経験を活かし、自己啓発に努め、いつかまた育てていただいたこの礼文島に、卒業後、学んだことをお返しできるよう頑張ります。」と謝辞を述べました。

 

高山植物 鉄府レブンアツモリソウ観察実習

 5月29日(水)3・4校時 1学年「高山植物」の授業において、環境省の所管地である鉄府保護区でレブンアツモリソウ観察実習を行いました。最初に稚内自然保護官事務所の後澤宏文様からレブンアツモリソウ保護の経緯について説明をしていただき、礼文しぜん調査の村上賢治様からはササ刈りの効果を実際の現場を見ながら解説していただきました。

 保護区内は草でおおわれ、また急斜面でもあったため、生徒達は注意しながら移動し、双眼鏡を用いて生育地の観察をおこないました。人が積極的に環境改善をしなければレブンアツモリソウを守れないことを、その目で実感することができました。

 その後、礼文町のレブンアツモリソウ群生地に移動し、説明をしていただきながら、それぞれが写真におさめていました。

 今回初めて環境省に協力して頂いたことで、普段は一般の人が立ち入ることが出来ない場所での学習ができました。秋にはまた同じ場所でササ刈りに参加させていただく予定です。