礼高 News & Topics

高山植物 レブンアツモリソウ培養実習

 11月25日(月)5・6校時 1学年「高山植物」の授業において、高山植物培養センターの村山誠治様と地域おこし協力隊の大庭様に指導していただき、レブンアツモリソウの培養実習を行いました。はじめに培養技術やレブンアツモリソウの増え方について学んだ後、培養プレート内で成長したレブンアツモリソウのプロトコーム※を新しい培地に移しました。この後、さらに成長させてから、栽培土に植え替え、開花を見られるのは早くても6年半後だそうです。後半はレブンアツモリソウの現状や今後の保全活動について学びました。
 今年度はササ刈り実習と培養実習の両方を経験することができ、レブンアツモリソウ保全活動の具体的な内容を深く学ぶことができました。

※ラン科の種子が成長する際に最初にできる細胞の塊

 

第18回礼文学発表会

 11月8日(金)礼文町町民活動総合センター(ピスカ21)で小・中・高による礼文学発表会が行われました。礼文高校は1年生が「令和6年度海外交流事業報告とアメリカの国立公園から学ぶ」というテーマで発表を行いました。
 「海外交流事業報告」では2週間の体験から衣・食・住・文化の違いを五感で学んだこと、比較を通して改めて日本の良さ、礼文島の良さ、挑戦することの大切さに気づいたことを発表しました。「アメリカの国立公園から学ぶ」では訪問したジョシュア・ツリー国立公園と利尻礼文サロベツ国立公園の違いについて調べたことや実際に行ってわかった事、更に礼文町への要望として看板の工夫・星空ツアーの実施・ビジターセンターの設置、高校生としてできることとしてトレッキングコース作り・笹刈りのようなボランティアへの積極的参加を発表しました。
 今野直樹副町長からは「実際に現地に行き、体験をしたことにより説得力がありました。また、アメリカ短期留学での学びをこうして町の方々に還元してくれたことを嬉しく思います。礼文島にいることにぜひ誇りと自信を持ちふるさとを理解し、愛し、これからも多くの人に発信してください。また、礼文島活性化にむけ、自分たちに何ができるのかについてこれからも考えていってください。」というお言葉をいただきました。

理科実験教室

 10月26日(土)礼文町教育研究会理科サークル主催で礼文町内の小学生向けの理科実験教室が行われました。例年理科サークルの教員だけで行っていましたが、今年は本校3年化学選択の生徒から希望者4名も参加し、児童達にスライムづくりを教えました。
 9月から総合的な探究の時間や放課後等を使い、小学生が楽しく安全に実験できるように準備をすすめてきました。当日、午前は礼文小学校、午後は船泊小学校であわせて約40名の小学生が参加し、自分たちで作ったスライムを持ち帰りました。
 今回の体験を通し、子どもの目線に立って説明することの難しさや、準備の大切さ等、身をもって分かったようです。参加した生徒の中には教育学部を志望している者もおり、彼らにとっても将来に繋がる学びがあった一日となりました。

 

令和6年度 第2回進路講話

 10月17日(木)5・6校時 本校体育館にて第2回進路講話を行いました。
 今回は、島内外の企業5社にご協力いただき、1、2学年生徒を対象に企業説明会を実施しました。進路活動に向けて企業や仕事の知識を得ること、職業観を深めることを目的とし、生徒は自分の進路活動に活かそうと和気藹々としながらも集中して説明を聞いたり、積極的に質問をしたりしました。

 1年生にとっては自分の将来について考える良いきっかけになり、2年生にとっては進路活動を具体化していく一歩になりました。ご協力いただいた企業の皆様にお礼申し上げます。

 

 

2学年 見学旅行 5日目

 見学旅行5日目は、千歳から飛行機で稚内へ、そしてフェリーで礼文に帰ってきました。
 5日間の見学旅行では、集団で行動する、ということを意識し、予定通りに活動を行うことができました。また、保護者の皆様をはじめ、多くの方々に支えられて、無事に終えることができました。本当にありがとうございました。
 この高校生活1度きりの見学旅行で得た経験を、今後の学校生活に活かしていってくれることを期待しています。

2学年 見学旅行 4日目

 見学旅行4日目は、仙台最終日、1日自主研修でした。
 自分たちで作った計画に従って、水族館や瑞鳳殿に訪問したり、仙台の名物をたくさん食したりと各々が仙台市を満喫していました。
 事件、事故、遅刻等無く、無事に終え、千歳のホテルに到着することができました。明日は礼文へ帰ります。